いらっしゃ~い。
イメージ 4です。
朝と日中の気温差が大きいですよね。
サイクリング時も汗ボタになると厄介なので
面倒でも小まめにアウターを脱ぎ着しないとダメですね。
ハッ、ハクショ~ン!ご用心です。

来房車 
Hさんがエンペラーの引き取りに
回転部オーバーホールのご依頼でした。有難うございました❤️DSCN6105

工房作業は
・来房車でご紹介のエンペラーのオーバーホール
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 「リアハブ」からスタート。洗浄してカップの損傷もチェック。
Hsann
 キモとなるコーンの虫食いチェック!
 (このグレードで耐久性が高いのはSANSHINですね。)
 グリスはプレミアム/シマノ。(入れ過ぎた~)
H
 「フロントハブ」も同様に
  ※ベアリング球の確認はルーペで見る必要が有りますよ~。
  問題が無ければ交換しません。馴染みが出た物を使用するのが
  ベストと考えます。交換するのであれば材質を変えない事をお勧め
  しますし、その場合はコーンも交換する必要が・・・・・無理か?。 
H2
 こちらも、まずまずのコンデシションです。
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 続いてBBです。
 右ワンは締付確認はしますが、今回は外しません。
 (洗浄液+エアーガンで洗浄します)
 シャフトは虫食いチェックをしてリテーナーは、洗浄時に裏側
 カスも完全に除去します。
H3
 続いてヘッドパーツ
 同様に洗浄⇒確認⇒グリスアップです。
 ※Cリング(脱落防止)の収まりには注意です。
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 続いてペダル。
 玉あたりを出す(調整)機構を理解していないとトラブルの元になります。
 が、MKSは分かりやすい?で、ベロ付ワッシャーの向きは作業性を考えて
 納めます。
H4
 回転部は以上ですが、チェーンを新調との事で追加作業です。
 綺麗なチェーンも、チェーンリングやフリーの歯谷部と歯間部に
 カスが溜まってると、瞬く間にヨゴレになってしまいますので。
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 歯物は飛び散りが酷いので専用クリーンルームで😊
 (ゴミ袋ですが何か?)
 ポイントは谷間と歯間ね。
H5
 トルクを確認しながらセット
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 チェーンはVTー09で洗浄&グリスを緩めてからの~装着作業です。
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 8s以下のチェーンは高耐久ですが、更にコスパ最強はKMCZ8.3です。
 メッキでミッシングリンク付き!
※ナニワ銀輪堂でオーバーホールされると上記のコンディションを確かに
 チェックした画像をお渡しします。

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お気に入りのランドナーを末永く、お楽しみくださいね。💕

・2学期最初の課題!チネリ/インターチェンジハブのホイール組。
 
 新学期の課題としてF先生から「コレ、組めますか?」とのご依頼。
 F先生はおそらく「理解が早いナニ銀君だが流石にコレはビビるだろう。
 ここいらで、彼の為にも少しチネッ(捻ッ)といてやるか。ガハハ~」
 的な思いだったと思います。(知らんけど)
 ⇓
 正直、ナニ銀はインターチェンジハブなんて組んだ事が無かったのですが、
 構造を確認するいいチャンスと思い「先生!ナニ銀の構造予想が正しいか?
 答え合わせのつもりで頑張ります!」と承りました。
 ⇓
 結果は、単位獲得!となりましたよ。
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 ホイールは前後共通でおちょこ組(オフセット)は必要なし。
 方向の切り替えも無いのでイタリアン組で組上げました。
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 ホイール(後輪)脱着時はフリー及び金具はフレーム側に装着された
 ままの状態となります。
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 70年も前に開発された物なので少し考察しますと~
 レースシーンでのホイール交換で、チェーンなどのドライブ部と縁を
 切る事なく交換出来、予備ホイール管理を簡単で少なくする事に対す
 る一つの答え。と推測します。
 ホイール組をする側としても、前後で違う組み方をする必要は無く、
 楽をさせて頂けました。

そう簡単には捻られないぜ~😁

追伸、後に流通価格を知り、ビビりましたけどね。

ではでは。