いらっしゃ~い。
です。
朝と日中の気温差が大きいですよね。
サイクリング時も汗ボタになると厄介なので
面倒でも小まめにアウターを脱ぎ着しないとダメですね。
ハッ、ハクショ~ン!ご用心です。
来房車
Hさんがエンペラーの引き取りに
回転部オーバーホールのご依頼でした。有難うございました❤️

工房作業は
・来房車でご紹介のエンペラーのオーバーホール

「リアハブ」からスタート。洗浄してカップの損傷もチェック。

キモとなるコーンの虫食いチェック!
(このグレードで耐久性が高いのはSANSHINですね。)
グリスはプレミアム/シマノ。(入れ過ぎた~)

「フロントハブ」も同様に
※ベアリング球の確認はルーペで見る必要が有りますよ~。
問題が無ければ交換しません。馴染みが出た物を使用するのが
ベストと考えます。交換するのであれば材質を変えない事をお勧め
しますし、その場合はコーンも交換する必要が・・・・・無理か?。

こちらも、まずまずのコンデシションです。

続いてBBです。
右ワンは締付確認はしますが、今回は外しません。
(洗浄液+エアーガンで洗浄します)
シャフトは虫食いチェックをしてリテーナーは、洗浄時に裏側の
カスも完全に除去します。

続いてヘッドパーツ
同様に洗浄⇒確認⇒グリスアップです。
※Cリング(脱落防止)の収まりには注意です。

続いてペダル。
玉あたりを出す(調整)機構を理解していないとトラブルの元になります。
が、MKSは分かりやすい?で、ベロ付ワッシャーの向きは作業性を考えて
納めます。

回転部は以上ですが、チェーンを新調との事で追加作業です。
綺麗なチェーンも、チェーンリングやフリーの歯谷部と歯間部に
カスが溜まってると、瞬く間にヨゴレになってしまいますので。

歯物は飛び散りが酷いので専用クリーンルームで😊
(ゴミ袋ですが何か?)
ポイントは谷間と歯間ね。

トルクを確認しながらセット

チェーンはVTー09で洗浄&グリスを緩めてからの~装着作業です。

8s以下のチェーンは高耐久ですが、更にコスパ最強はKMCZ8.3です。
メッキでミッシングリンク付き!
※ナニワ銀輪堂でオーバーホールされると上記のコンディションを確かに
チェックした画像をお渡しします。

お気に入りのランドナーを末永く、お楽しみくださいね。💕
・2学期最初の課題!チネリ/インターチェンジハブのホイール組。
新学期の課題としてF先生から「コレ、組めますか?」とのご依頼。
F先生はおそらく「理解が早いナニ銀君だが流石にコレはビビるだろう。
ここいらで、彼の為にも少しチネッ(捻ッ)といてやるか。ガハハ~」
的な思いだったと思います。(知らんけど)
⇓
正直、ナニ銀はインターチェンジハブなんて組んだ事が無かったのですが、
構造を確認するいいチャンスと思い「先生!ナニ銀の構造予想が正しいか?
答え合わせのつもりで頑張ります!」と承りました。
⇓
結果は、単位獲得!となりましたよ。

ホイールは前後共通でおちょこ組(オフセット)は必要なし。
方向の切り替えも無いのでイタリアン組で組上げました。


ホイール(後輪)脱着時はフリー及び金具はフレーム側に装着された
ままの状態となります。

70年も前に開発された物なので少し考察しますと~
レースシーンでのホイール交換で、チェーンなどのドライブ部と縁を
切る事なく交換出来、予備ホイール管理を簡単で少なくする事に対す
る一つの答え。と推測します。
ホイール組をする側としても、前後で違う組み方をする必要は無く、
楽をさせて頂けました。
そう簡単には捻られないぜ~😁
追伸、後に流通価格を知り、ビビりましたけどね。
ではでは。
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