いらっし~い
ナニワ銀輪堂です。

皆さま、様々な環境の変化について行けてますか。
自然環境だったり社会環境だったり家庭環境だったり
生きていく上で結構大変ですよね。
環境に対応する為に、生き方がブレる事もしばしば・・
しっかりとした「指針」も大事になってきます。
いえいえ、難しいお話をする訳じゃないですよ(笑)
自転車を組む上でブレた「指針」を調整したお話です。

それはホイール組での出来事。
ナニワ銀輪堂は振れ取り台はパークツールTS2.2を使用しています。
エンド巾が変わっても、自動的にキャリパーが
左右と天地を差してくれる
便利な道具です。
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但し、精度的にリムセンターゲージを当てて、確認と調整を繰り返す必要があります。
このブレを最小限にチューニングする事=「指針」を調整です。

問題はこの箇所
アップライトアームの
ハブロクナットをとらえる部分。
僅かに、隙間があります。
スキミゲージで測定するレベルの微小な隙間ですが、ロックナットを面で捉え
る事が出来ず⇒傾き⇒延長線上のリム側面部では㎜単位の誤差が発生するんです。
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パークツール的には問題無しでしょうが、これがず~と、ず~と、気になってました。
これを、アップライトアームのブッシュと固定ボルトとetcで調整。
当然ですがアームは左右あります。
精微な作業で投げ出したくなりますが、我慢、ガマン!
で、なんとかなりましたよ。
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ここからセンタリング調整です。
専用ゲージはこれ!「一反木綿」みたいでしょ(笑)
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ベースとの間隙が左右均等になるように調整。
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次にキャリパーも左右均等に調整。
DSCN0382[1]
非常に時間が掛かりましたが、チューニング完成。
さぁ~、お持ち頂いてるホイール組作業の再開です。

納期が遅れた言い訳をしたブログでしたね。

ではでは。