いらっしゃ~い!ナニワ銀輪堂ですよ。

2020年07月

いらっし~い
ナニワ銀輪堂です。

関西は梅雨明け間近との事です。
今年も遅い梅雨明けとなりましたが
なんとか自転車には乗れそうですね。(暑いけど)

来房車です。
コッターマンさんはTOEIでお越しです。
キャリアを自作されてリメイク完成のお披露目~
見事な角度調整と寸法の盗み方に関心です。
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レンタル工房のご利用はMさん。
20年前のクロスバイクを再塗装されて、組付けはご自身で💕
自転車の組み立て経験は全く無いかたで、ほぼ着きっきりでお手伝いさせて、
頂きました。
素晴らしく前向きに取り組まれ、相棒に愛情が注がれました。
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OさんはTOEIの引取りに。
ホイール組とドロヨケ装着の御依頼でした。
ご新規さんでしたが、古い友人と再会した気分になってしまいました。
実は伝説のサーフィン雑誌TAKE OFFの元カメラマンさん。
当時は感動させて頂き、有難うございました。
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他にも、雨の合間を縫ってお越し頂いた方々が居られましたが写真を撮れずに
すみませんでした。

工房作業は
●ブレーキレバーカバーの加工
シマノ600QR用のカバーは現存しないのでDC144.7を加工です。
レバーの摺動範囲に合わせてカバーをカットです。
組上げご依頼中のシングル、完成間近です。(お待ち頂きスミマセンです)
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●分割ドロヨケパーツの清掃?
分割式に加工する際に使用するパーツですが、ステンレス製でご用意中。
切り出しはナニ銀でした後、水島製作所でロウ付して頂きました。
内部のパーツですが少しだけ綺麗に。
DSCN0414[1]

皆さま、体調を崩さない様に自転車を楽しんで下さいね。

ではでは。

いらっし~い
ナニワ銀輪堂です。

気が付けば7月も後半。
歳のせいかとも思いますが今年はコロナウイルスの影響で
時間の流れが例年と違う様に感じますね。

来房車は
Kanbiさん
他人の子供は成長が早いと言いますが、正にそんな感じです。
ついこの間、フレームの塗装が完了した様に思うのですが
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今回は完成のお披露目です。
じゃ~ん!
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彫刻色挿し(by上村塗装)でのグリーンの色合いに厳しい指定が有ったので
すが組み上がると「なるほど~このイメージが欲しかったんですね」。
タイヤ、バーテープ、サドルと本来のパーツのイメージカラーから外れない
範囲でグリーンを使用されています。
パーツブランドのセンスか?Kanbiさんのセンスか?
アッセンブルを近似色でやると違和感はないのですが、それ以上の効果は難し
い物です。が、良い雰囲気です♡。
更に、オリジナル工作も秘かに加えられていましたよ。
何というのでしょうか、倍力滑車の縦横型~
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驚きの成長(完成)でした。

工房作業はホイール組
Oさんのアルテグラ+SUNXCD
精度とポリッシュからお薦めしたリムです。
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NさんのENEシクロ+SP30
遠方にもかかわらず、ご依頼有難うございました。
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何処から紛れたか?エッジの甘~いニップルが・・・・・・
(星の真鍮ニップルは右です。)
DSCN0390[1]

コロナに加えて、暑さも厳しいですが上手く自転車を楽しんで下さいね。

ではでは。

いらっし~い
ナニワ銀輪堂です。

皆さま、様々な環境の変化について行けてますか。
自然環境だったり社会環境だったり家庭環境だったり
生きていく上で結構大変ですよね。
環境に対応する為に、生き方がブレる事もしばしば・・
しっかりとした「指針」も大事になってきます。
いえいえ、難しいお話をする訳じゃないですよ(笑)
自転車を組む上でブレた「指針」を調整したお話です。

それはホイール組での出来事。
ナニワ銀輪堂は振れ取り台はパークツールTS2.2を使用しています。
エンド巾が変わっても、自動的にキャリパーが
左右と天地を差してくれる
便利な道具です。
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但し、精度的にリムセンターゲージを当てて、確認と調整を繰り返す必要があります。
このブレを最小限にチューニングする事=「指針」を調整です。

問題はこの箇所
アップライトアームの
ハブロクナットをとらえる部分。
僅かに、隙間があります。
スキミゲージで測定するレベルの微小な隙間ですが、ロックナットを面で捉え
る事が出来ず⇒傾き⇒延長線上のリム側面部では㎜単位の誤差が発生するんです。
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パークツール的には問題無しでしょうが、これがず~と、ず~と、気になってました。
これを、アップライトアームのブッシュと固定ボルトとetcで調整。
当然ですがアームは左右あります。
精微な作業で投げ出したくなりますが、我慢、ガマン!
で、なんとかなりましたよ。
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ここからセンタリング調整です。
専用ゲージはこれ!「一反木綿」みたいでしょ(笑)
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ベースとの間隙が左右均等になるように調整。
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次にキャリパーも左右均等に調整。
DSCN0382[1]
非常に時間が掛かりましたが、チューニング完成。
さぁ~、お持ち頂いてるホイール組作業の再開です。

納期が遅れた言い訳をしたブログでしたね。

ではでは。




いらっし~い
ナニワ銀輪堂です。

自然災害が発生し甚大な被害が発生しています。
皆さま、ご無事でしょうか。
被害に遭われた方々に、謹んでお見舞い申し上げます。

オールドパーツの整理は小休止して、ご依頼頂いた作業を進めております。
珍しく、作業オーダーが溜まってしまいました。
●再塗装等の準備
内容によりますがパーツの取り外しや、確認と書類の作製が必要です。
外したパーツを確認。(ご依頼中のコルナゴの画像)
洗浄して保管し、再塗装が終わればドッキングです。
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同じく(ご依頼中のデローザの画像)
ヘッドバッチの取り外しも
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持ち込みのデカールが有る場合は塗装所に持ち込む前に、サイズや位置、材質
の確認をしておきます。
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色差、マスキングの確認も。
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その後、依頼書や注意書きなど作成です。
上村塗装・橋口製作所・メッキ会社分が必要。
加えて、発注時には口頭説明もします。
これでもイメージ通りならない事もありますが、ベストを尽くします。
大阪で完結出来る環境に感謝です。
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・ホイール作業
爪が潰れたフリーの取り外しとリア126mから120mmへの変更、
加えてホイールセンター出しなど、チューブラーなのでタイヤ外さずの作業。
フリーは再使用出来ない事を了承の上、奥の手Aで取り外し。
(シャフトは持ち込んで頂けて助かりました。最悪、カットですが色んな意味
でカンパ部品はデフォルトがベスト。加工してしまうと戻せません。)
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・ヘッドチューブにパイプの圧入
オーバーサイズをノーマルサイズで使用するとの事です。
他にも方法は有りますが、まぁ依頼者のご希望に添う事にしました。
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未経験の作業で読みが甘かった事を痛感しながらも、残り10数㎜!
疲れたので、ここで大休止。(汗)
1mものパイプで延長して、かなりのトルク、まさか焼き付け起こしたりしな
いよね~(悲願)
DSCN0342[1]
その後、作業は無事に完了する事が出来ました。
いや~リスキーな作業でした。お客さんも私も怖いモノ知らず?
完成後の安全性を考えると、圧入が困難な方が安心ですが、途中で止まって
たらフレームが・・・・・・お~怖(汗)。

ではでは。





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